当協会が中野区より受託して、今年度で5年目となる中野区職員向け「やさしい日本語」研修を開催しました。
研修は、中野区役所会議室等を会場にして、10月6日(月)、10月20日(月)、10月27日(月)、11月12日(水)、11月17日(月)の計5回開催し、延123人が参加しました。講師には、NPO多文化子ども自立支援センター代表理事の中山眞理子先生をお迎えし、「やさしい分かる日本語講座」のテキスト教材などを使い、6つ(10月7日と10月27日は5つ)のグループに分かれての「実践演習」方式で行われました。
研修生は、直接窓口などで使われる「口頭編」と、ちらしやガイドブック案内作成など、文章による「翻訳編」によるグループワークとして、終日熱心に取り組みました。研修には、実際に通じる「やさしい日本語」を試すために、中野区在住の外国人アシスタント2名の方も、研修をサポートしました。
終了後の研修アンケートでは、
「窓口で外国人が来所したときに役立つと思います。また、道を聞かれた時や災害の際にきも役立つと思います。」、「外国人アシスタントとのやりとりなどを通して、実際に伝わるのかどうかや言葉の選び方の難しさを知ることができました。などの声が寄せられました。


